減容ボトルの採用
容器原材料の削減と3Rの一つであるリデュース (Reduce)を目的として、4kg、5kg製品群を中心に環境配慮型の減容ボトルといったつぶせる容器を採用し、廃棄物低減への取り組みを続けています(廃棄時1/2~1/3に減容可能)。
BIB、パウチの採用
手洗い石鹸液、手指消毒剤アルボナース、食器洗浄用中性洗剤、食品添加物アルコール製剤及び食品添加物次亜塩素酸ナトリウム製剤において、BIBやパウチを採用しています。これらを採用することで製品のゴミの排出量を従来の1/5以下の削減に貢献しています。
洗浄剤の濃縮化
「作業者の負担軽減」「排出CO₂ごみの削減」を主軸として、洗浄剤の濃縮化に取り組んでいます。例えば、従来約20kgに相当する業務用洗浄剤を、5~10倍濃縮することで、作業者が取り扱いやすい4~5kgの製品形態にて販売しています。また、濃縮・減量による輸送エネルギー低減は、排出CO₂削減に貢献します。製品としては、オートクリーンECO F/DE、アルファインECO40等を揃えており、当社技術により、食品汚れに対して少量でも良好な洗浄性を示します。
そのほか、7~10倍希釈で使用できるアルボース石鹸液iG-Nは、経済的な手洗い用消毒石鹸液として、手指衛生・感染対策に貢献しています。
循環社会の実現への取り組み
バイオマス素材を使用したボトルの採用
アルボース薬用水石鹸iグリーン500mL(バイオマスボトル)及びハンドホイップ500mL(バイオマスボトル)は、カーボンニュートラル性の観点からCO₂排出量を実質削減するバイオマスプラスチック75減容ボトルを採用しています。これにより1本あたりの燃焼時に発生するCO₂排出量を106g削減しています(容器重量42g、削減率80%以上)。今後も、既存製品や新製品でのバイオマスプラスチック採用を目指して参ります。
ボトルのリユースの実施
当社の25kg製品は、リユースポリボトルを積極的に採用しています。
製品の使用後、ポリボトルを回収し、洗浄して再利用しています。再生に適さないボトルは粉砕して再生プラスチックのリサイクル原料とし、資源を循環させています。
物流について
地場生産や環境負荷の小さい輸送手段(モーダルシフト)の推進により、輸送効率の向上に努めます。
拠点倉庫への製品移管は、数量をまとめ、鉄道輸送・船便輸送を利用することで輸送時の CO₂削減に貢献しています。
地場の協力会社で生産を行い、製品の移動距離短縮により輸送時のCO₂削減に貢献しています。
サプライチェーンについて
関連会社とのパートナーシップを深め、サステナブルに配慮した原料を優先して調達していきます。
2020年10月 からRSPO認証品(MB)を生産、販売しています。 また、FSC認証パッケージの採用も順次進めています。
持続可能な社会の実現に向けて、当社はサプライチェーン全体での達成に尽力してまいります。
節水について
滋賀工場ではアルボースの主力製品である手洗い石鹸や油汚れ落としといった洗剤を主に生産しております。
その生産工程において、生産設備の洗浄を行っており、洗浄に使用した水は処理され、排水されます。
生産設備の改良や洗浄方法の見直しを行うことによって、この排水の低減に努めております。
また一部の排水は生産に使用する冷却用水として再利用し、水の使用量削減を図っております。